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【体験談】仕事に「やりがい」が必要だった理由

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約16年続けた飲食店での仕事を辞めました

初めてのアルバイトから始まり、最終的には店長にまでしてもらいました。

人間関係は良好でとてもお世話になったので、辞めるかすごく悩みました。

とてもいい環境だと辞める覚悟をするのは非常に難しいです。

 

なぜ辞めたいのか、悩みまくって出た答えが

やりがい」がなくなったから、でした。

 私にとっての「やりがい」とは何だったのか

自分で考えて実行すること」が私にとってのやりがいでした。

  

どんなに忙しくても従業員のみんなと売り方を考えて、上司に提案し、実行するのはとても楽しかったです。

それが成功しようと失敗しようとも。

 

でも、会社の方針が変わってしまいました。

トップが変われば方針だって変わります。

会社が目指したのは

「誰がやっても同じレベル同じクオリティになるように全てをマニュアル化」

 

考えなくてもできるようになった代わりに、私はやりがいをなくしてしまいました。

「お金のために働く」と割り切れなかった

ある日、仕事仲間から言われました。

「お金のためと割り切れば、うちの会社は飲食業にしては楽な方じゃない?」と。

確かにそうでした。

 

「お金のために働く」のは仕事する上での一番の理由です。

普通に仕事していれば、お金はもらえる。

ありがたいことです…。

 

でも淡々と仕事をこなすだけのロボットに思えて仕方なかった。

接客もお客様をさばくだけ。

仕事自体にもお客様にも、そして一緒に働く従業員にも申し訳なくなりました

 

そういうふうに思って仕事することが苦しかった。

 

みんなは「お金のため」と割り切れているのに、私はできないのか。

 

 仕事と割り切れば・・・。

何を割り切るんだ?

みんなは淡々と働いているのに。

でも「やりがい」がなきゃ面白くない。

 

そんなことをぐるぐると考え続けていました。

 

「お金のため」と割り切れなかったのも自分。

「仕事にやりがいが必要だ」と思ったのも自分。

みんなと同じじゃなくてもいいじゃない。

どれもその人の正解です。

仕事に求めるものは人それぞれでいい

仕事とは何かを叶えるための手段だと私は思っています。

 

その叶えたい何かは人それぞれなので、仕事に求めるものも違って当然ですよね。

 

例えば、「お金持ちになって、好きなことにお金を使えるようになりたい」とか、

「自分の作った作品をより多くの人に使ってもらいたい」など、いろいろです。

 

自分で納得しているなら、どんな理由でどんな仕事をしても構わないのではないでしょうか。

私の場合はそれが「やりがい」だったわけです。

 

「誰それがこう言っていたから」などと周りのせいにしていたら、本当に自分が感じてることには気づけなくなってしまいます。

 

大事な人生なんだから、少しくらい立ち止まって考えてみてもいいのかな〜と思いますよ。

無理にずっと走り続けるなんて苦しいです。

 

きれいごとなのかもしれないですけど。

 

それでも私は正面から仕事というものに向き合っていきたいです。