昔、上司が会うたびに「何か面白い話はないの?」と聞いてきたことを、ふと思い出しました。
毎回答えに困るのですが(笑)
「いや〜何もないですよ〜」と言うときがほとんどでしたね。
そもそも「面白い」とは何ぞや。
1 興味をそそられて、心が引かれるさま。興味深い。「何か―・いことはないか」「仕事が―・くなってきた」「この作品は―・くなかった」
2 つい笑いたくなるさま。こっけいだ。「この漫画はなんとも―・い」「―・くもない冗談」
3 心が晴れ晴れするさま。快く楽しい。「夏休みを―・く過ごした」「無視されたようで―・くなかった」
4 一風変わっている。普通と違っていてめずらしい。「―・い癖」「―・い声」
5 (多く、打消しの語を伴って用いる)思ったとおりである。好ましい。「結果が―・くない」
6 風流だ。趣が深い。 「月の―・きに、夜更くるまで遊びをぞし給ふなる」〈源・桐壺〉
上司が言っていたのは〈1、2、4〉あたりでしょうね…
ところで、
「面白い」という言葉は、「やばい」という言葉に匹敵するくらい汎用性が高いですよね。
お笑いが面白いのはもちろん、難しいゲームも笑ってなくても面白いですもんね(個人の感想です)
楽しいな、気分が上がるな〜というものは「面白い」
めちゃくちゃ便利だけど、抽象的ですね。
このふわ〜っとした感じが日本らしい言葉で面白いです(これは6番の意味)
こうなってくると(?)
上司の「何か面白い話はないの?」の答えは、何でもいいような気がしてきました(笑)
おそらく上司もざっくりと「面白い話」 と言っていたでしょうから。
たぶん面白いことはそこらじゅうに転がっている気がします。
この本は面白いです↓