今回は木村尚義さんの『ずるい考え方 ゼロから始めるられらるシンキング入門』を読みました。
とても読みやすい本でした。
サクサクと一気に読んでしまいました。
こんな人におすすめ
・柔軟な考え方とは?と思っている人
・今ある「物」や「サービス」などの裏側や誕生秘話が好きな人
「ずるい考え方」ってどういうこと?
この本で紹介されているのは、
「そういう考え方ね!うまいことやるなぁ」「ずるいわ〜(褒)」
という感じの「ずるい」です。
だから本当はずるくないんです。
柔軟な考え方という意味ですね。
誰かを不幸にしてしまうことに使う考え方のことじゃないんです。
●常識にとらわれず、自由な発想を可能にする考え方
●最短ルートで問題を解決する考え方
●お金や時間をかけずに目的を達成してしまう考え方
出典:「ずるい考え方 ゼロから始めるラテラルシンキング入門」
こういった思考法を「ラテラルシンキング」というそうです。
「ラテラルシンキング」とは?
日本語では「水平思考」と呼ばれます。
問題を解決するために固定観念にとらわれず、アイデアを生み出す方法です。
「ラテラル」は、「側面の」「横からの」「水平の」
「シンキング」は「考える」「思想のある」という意味です。
「そんなこと知ってるよ」は魔の言葉
「常識だ」とか「そんなの当たり前でしょ」とか。
何を見ても驚くことなく、何を聞いても「そんなこと、知ってるよ」と高をくくっていると、感性はどんどん鈍くなってしまいます。
そうすると発想も貧弱になり、インスピレーションを得られなくなります。
「日常の風景として特に得るものはない」と切り捨てていたら生まれていなかった「今の当たり前」もあるのです。
最後に
『ずるい考え方』というタイトルってインパクトありますよね。
タイトルに惹かれて読みました。
内容はずるくないんですけど、もしこの本のタイトルが
『固定観念にとらわれない自由な考え方』
だったら絶対読まないですよね(笑)
だからやっぱり「ずるい」です(褒)
最後まで読んでいただきありがとうございます